DJ TECHNORCH 2nd, 3rd Single, Megamix CD, 新作Tシャツ, 新イベント決定


DJ TECHNORCH 2nd Single 2010秋
「反回転時計 〜Running Cost〜」

Label : 999 Recordings
Cut No. : TCNCD006
Release : 2010秋
Price : ¥999
Illustration : TOKIYA
Design : GraphersRock

反回転時計 〜Running Cost〜
Remixed by Glowstyx aka Bong-Ra (Planet-μ) 他収録予定


SHOP999 Direction 999 第一弾Tシャツ
「タイトル未公開(仮)」

Label : 999 Recordings
Cut No. : TCNTS006
Release : 2010秋
Illustration : JNT

Center 999 / Selection 999 / Direction 999分派
Direction 999第一作目ついにリリース!


V.A. 2010秋
「Murder Channel 6th Anniversary Megamix
DJ TECHNORCH Side (仮)」

Label : Murder Channel Records
Release : 2010秋

Murder Channel Records六周年を記念した。
全リリースからセレクトされたDJ TECHNORCH MEGAMIX


2010/10/16(Sat.) 22:00〜 @ 六本木Forum
「Injected With A Poison 〜90's Revival〜」

DJ TECHNORCHオーガナイズイベント
「流行は20年周期でやってくる!
そう、今こそついにOldskool Hardcore Raveだ!」

詳細は追って報告します


DJ TECHNORCH 3rd Single 2010冬
「無明ヶ丘危険地帯 〜ATARAXIA〜」

Label : 999 Recordings
Cut No. : TCNCD007
Release : 2010冬
Price : ¥999
Illustration : TOKIYA
Design : GraphersRock

一回性二階席 〜STRAIGHT〜
Remixed by Remo-Con (Hellhouse Recordings) 他収録予定

9月4日(土) Happy Generation にてDJ


HAPPY GENERATION
9/4(Sat)13:00-19:00@中野HeavySickZERO
1500Yen/with1drink

>DJs
DJ CHAMP (HAPPY JACK/SHOT MUSIC)
DJ SHIMAMURA (DYNASTY RECORDS)
DJ TEKKA(UPBEAT!)
Azsa(Hecatomb/Nitro-X)
Kee
MIYUKISS
>LIVE
おもしろ三国志
源屋(MINAMOTRANCE)

>DJs
BUG(X-TREME HARD)
露骨kit(galaxxxy)
ASSHI(JCC)
glico(wish!)
marix(160/ハブとマングース)
DJ TECHNORCH(999recordings)

>LIVE
sub69

>VJs
coda (Antp)
24INVADERS

さあついに今週末9月4日土曜昼間です!
残暑厳しいです!10月までマッハで熱い!
そう!だから今年の夏はまだまだ終わらない!!
ついにこの星にもHAPPY旋風がやってきた!
七つ集めると願いが叶うというハッピーハードボールを求め、
HARDHARDHARDなDJ戦士達こと超お祭り野郎共が大集結!
HARDCORE!Techno!&Something!
9月4日土曜昼!中野HeavysickZeroにてSparking!

謎の告知ホームページ
http://xhdj.ore.to/hg/

>タイムテーブル

>B1
1300-1350 MIYUKISS
1350-1420 源屋
1420-1510 DJ SHIMAMURA
1510-1600 K ee
1600-1650 Azsa
1650-1740 DJ CHAMP
1740-1810 おもしろ三国志
1810-END DJ TEKKA

>B2
1300-1400 marix
1400-1450 DJ TECHNORCH
1450-1540 ASSHI
1540-1630 露骨kit
1630-1720 glico
1720-1750 sub69
1750-END BUG

楽しければいいじゃない!パーティーセットで向かいます。楽しみましょう!

自分語り153-How to make a "STRAIGHT" lesson10

はじめましてDextremeと申します。
自分語りHow toいつも楽しく読ませていただいています。

ですが、レッスン9で一番私の気になっていた部分が勘の一言で
省略されていたのでどうしてももう少し突っ込んで聞いてみたくなって
メールしてしまいました。連載計画があるのかもしれませんし、
横槍になってしまいましたら申し訳ないのでこのメールは
見なかったことにしてやってください。

僕はSTRAIGHTのトライバルなリズムが好きなのですが、
本当にブレイクビーツの作り方は勘の一本槍なのでしょうか。
実は何か法則性があって打ち込んでいるとか、
打ち込みに使うパッドやソフトはこれが良いと言ったアドバイスがありましたら
是非とも掘り下げて頂ければ幸いです。長文失礼しました。
今後ともブログ応援しております。

Dextreme 福岡より

はじめましてデキストリームさん、横槍なんてとんでもありません、メール有難うございます。そうですね。実はストレートも全く法則性がなく打ち込んでいるわけではないのですが、それは私の中のbeatmania脳で非常に抽象的に法則化されているのであえて曖昧に「勘」の一言でスルーしてしまいました。


How to make a breakbeats part 1.2.3.


FL Studio - Making BreakBeats and Scratch effect


J. Productions - MPC 2000xl making a beat

法則化は難しいですが、"how to" "making" "breakbeats" "Drum n Bass"で結構それらしいものは出てきます。また、ここで一発複雑な打ち込みを一発で簡略化するスゴ技もお教えしましょう。


あなたのブレイクビーツを革命的に楽に造らせるフリーソフト "Glitch"


Mac ユーザーなら更に高機能なEffectrix

サンプリングCDに入っているブレイクビーツにこれを噛ませるだけで大分らしくなります。法則ではありません、これは手法です。あまりドツボにはまらないように気をつけましょうw

次にPADです。私はAbleton Liveのユーザーなので現場でもDJで使えるLaunchPadを使っています。これはAbleton Live専用モデルならではなので打ち込みが非常に楽です。STRAIGHTのスライスブレイクビーツも自動的に一番端のボタンから順に音がアサインされるのでこれで手動beatmaniaをして勘で作りました。

あなたがAbleton Liveユーザーなら問答無用でこれでしょう。ではそれ以外は?やはりPADの業界標準はAKAI社かと思われます。ということでPAD機能だけ欲しいならお手軽気分でこちらで行きましょう。

正に最小構成、無駄がありませんね。もしあなたがHip Hopを目指すのならMPCを、MPCとまで気合を入れずともそれなりに気合の入ったものを選んでみましょうか。

パッドだけのためにこれを買うなんて相当気合入ってますね。もしあなたがこれからDTMを始める人で、実はMIDIキーボードもスライダーもノブも何ももっていないんだよ。という場合にはフルパッケージのこちらをお薦めします。

私はライブ現場で使えるスライダー・パッドを分離して持ち運ぶ必要があるので(鍵盤を弾けない人間はライブ現場にキーボードを持って行くとむしろ不利になる)これは使ってないのですが、これからはじめよう!という場合には最高のものだと思います。参考までにご検討下さい。

さて、ではそもそもシーケンサーは何がいいの?という場合、

Hardcore Technorch: DTM - 一般的なDAW一覧 と その選択

これちをご一読願います。考えてみると私、こういう記事を不定期に結構書いてるんですね。アーカイブもたまってくるとなかなか良いものです。ちなみに一般的な見識から言わせていただくと、「各シーケンサーの無料DEMOをそれぞれ使ってみた上でDAWを選ぶ人」なんて皆無です。印象で決めて後から使い方を覚えていくものだと思いましょう。

それを踏まえた上での私の印象は、「普通はCUBASE」「FLはとっつきやすい」「リーズンは単体では全く使えない」「サンプリング志向はLive」「Pro Toolsはマスタリングエンジニアのためのもの」「他は好み次第、でも普通SONAR, SOL, Singer Song Writerとかは使わない。」というものです。これは独断と偏見でものを言っていますが、まぁ迷ったらCUBASE SXを買えってことですよ。

ちなみにこれ、強く言いたいのですが、DTMやりはじめもしくはワナビーの人に非常によくありがちなこととして、「DAWを買った後、フリーソフトでシンセ・エフェクト一式を揃える」人がいます。絶対に辞めて下さい。あなたが買っているそのフィギュア・アニメDVD・ゲーム代、全てを投げ捨ててまともで高価なシンセ・エフェクトをちゃんと購入してください。フリーソフトで固めたワークステーションはフリーソフト程度の音しか鳴りません。これは同人音楽CDを聴いていても大変顕著に現れる差です。とにかく圧倒的に音の鳴りが違います。買うなら中途半端なものを買うのはやめましょう。真っ向勝負で購入しましょう。そう、DTMは趣味に向いていません。DTMは正気の沙汰ではないのです。

デキストリームさんメールありがとうございました。

本日DENPA!!!2010 TIME TABLE

自分語り152 - How to make a "STRAIGHT" lesson 9

さぁ、次はブレイクビーツ作りです。その前にまず聴いて欲しいのはこの曲です。

これは私がベストオブベストのトラックとしてあげる「T-99 / ANASTHASIA」という曲であり、私のレーベル名に9が並ぶ理由の一つでもあります。この中でずっとなっているリズムがあります。

ANASTHASIA RHYTHM

当時のサンプリングCDというのはとても著作権にいい加減で、多分これ著作権違反です。当時のサンプリングCDというのは複数のCDにまたがって同じ音が入っているんですよね。これもその一つです。当時のサンプリングの認識なんてそんなものです。ということで今回のストレートはこのリズムを使って新しいリズムを刻んでみたいと思います。

波形に直すとこんな感じです。とりあえずこのまま肝になる部分に使ってみましょう。

始発ブリッジや、楽曲ラストにそのまま使う。

このままだと如何にもT-99オマージュで(オマージュなんですが)、ただそれだけで終わってしまいます。というわけでまずリズムを波形分解してみましょう。一つの音を複数の音へ分解しMIDIキー等へ配置しなおすことを「スライス」 といいます。

古くはプロペラーヘッドのリサイクルというソフトの専売特許で、正に革命的なソフトだったと言われています。ちなみに1991年ぐらいまでの楽曲はループをまるごと配置して繰り返すだけの曲が多く、一番最初、とは言わないまでも波形スライスで新しいブレイクビーツを作るという作業を世界的に普及させたのはProdigy / Charlyだと言われています。

確かにリズムが崩れていますね。この曲は同時にα-JUNOのフーバーノイズの普及や子供番組からのサンプリングという荒業等、色々なインパクトを与えていきました。ちなみに日本では当時ジュリアナ東京一派の扱いなので来日ライブはジュリアナ東京だったそうです。これがジュリアナテクノ扱い、今では考えられませんね。

余談はさておき、もはやそういった作業はRecycleの専売特許ではありません。Abelton Liveでは「新規MIDIトラックにスライスする」という機能でまかなわれています。早速スライスしてみましょう。

スライス単位は16分音符、スライスモードはちょっと不思議な音になるSlice Dicerです。スライスすると鍵盤の下から順に音が自動的に配置されます。このまま鳴らすと原音と同じ音がなってつまらないので、Slice Dicerの効果説明をするために尺を倍に伸ばして配置してみます。

こんな音になります

なんだか妙に音が連打されているのがわかりますね。こういう連打を勝手にアサインしてくれるのがSlice Dicerです。この機能を使ってバックリズムをつくってみましょう。ここらへんはPADを連打しながらの勘です。大丈夫私達は日々beatmaniaで鍛えられている。


控えめかつ低音域にグルーヴ感がでていそうな適当連打

同じ音でEQ・ディストーション処理をした同じ音を作る(後で重ねて鳴らす)

前のめりの感じをだすためにサイドチェーンをかける

ブレイクビーツ作りの最中でなんですが、このままいっきにlesson 4「キックのみリズム隊」の領域を完成させましょう。VENGEANCEからハイハット付きの適当なループを選んできます。他のアタック部分は他のパーツで既に揃えているので完全に裏拍だけに大胆にカットしきってしまいましょう。


サイドチェーンハイハット

ではここまで出てきた全ての音を重ねてlesson 4「キックのみリズム隊」完成です。


lesson 4 「キックのみリズム隊」


大分ベースが出来てきましたね。ですがこのパートだけで「メインパートです」というにはイマイチ迫力が欠けています。ではここでANASTHASIA RHYTHMを使ってもっとダイナミックでトライバルなブレイクビーツを作ってみましょう。

Slice Dicerの設定を、連打すると音程が自動的に下がるようにする。


音程が自動的に下がってゆく


また、やや大きめにディレイがかかるようにする。また、連打速度をやや早める。更にこの上に迫力を出すために今一度Amplitubeギターディストーションをかけます。


IK Mutilmedia Amplitube

FuzzやDistortionを噛ませておもいっきり迫力が出るようにします。そして肝心の連打です。勘です!こんなもの勘以外にありません!MIDIデータが残っていないか探しましたが潔く一切合切がWAV化されていました。全てをPADにこめた一発勝負!ではリアルタイムにリズムを打ち込んでみましょう。


なんか凄い迫力の奴が出来た!

Phaser × Sidechainもつくっておく

さぁではここまでに作った全ての音を重ねてみましょう!lesson 4「全リズムON」の完成です!


lesson 4 「全リズムON」本楽曲のメインリズム完成!

自分語り151 - How to make a "STRAIGHT" lesson 8

次は大スネア・クローズハイハット・オープンハイハット・シェイカーを付けます。

ここまでの大まかな配置は以上のようなものです。まずシェイカーを用意します。シャあシャあシャあシャあ。


Vengeance Essential House 1

ハウス用なので微妙に穏やかな感じがしますので間をゲートしてもっともっとシャキシャキさせます。何をしたいかというと簡単に言うとこういう感じに後ろを切ってギザギザ感を出したいです。


しゃあしゃあがシャキシャキになりました。でもなんかちょっと微妙にグルーヴ感が抜けてます。まぁこれでもいいんですが、ここで欲をいってゲートを自動で変化させるソフトを使います。

本当は空間創作系のソフトなんですがゲートの切れ具合を自由に変化できるので重宝します。ということでこれでかなりシャキシャキしました。次、クローズ・オープンハイハット、

909系のディストーションの効いたオープン・クローズが欲しいので、かなり派手な音が入っているこのCDから抜粋します。本当は自分で909からディストーションで作ってもいいんですがここは割愛。如何にも909を壊しましたって音が入っています。

クローズハイハットを並べます。微妙にベロシティを変えるとノリがでます。余裕がある人は、Ableton Live Groove機能で予め用意されているファンキーなノリを被せるとタイミングまでずれてかなりいい感じですが、ここでは割愛。

オープンハイハット、無心です。何も考えることなんてありません。

ここでこの曲独特のグルーヴ感を考えてみましょう。Dub Stepの影響を受けて八拍目にスネアを入れてみました。ためにためてパァーんってなるようにギターディストーションをかなり深くかけます。

ズバァーンと相当深く潰します。かなり深くつぶしたので表拍に音が被ってしまいましたのでリヴァーブ成分だけを別トラックに分離し、そちらに例のVegeance Sidechainをかけて表拍との被りを削ります。 (※最終的にこの音は強烈過ぎて、マスタリングの際に相当音量を下げました。)

さて、ここまできてやっとこんな具合になりました。

大スネア・クローズハイハット・オープンハイハット・シェイカー

Lesson 8までに作った音を全部足してみましょう

さぁ、大分「らしく」なってきました。次は低域とブレイクビーツです。

自分語り150 - How to make a "STRAIGHT" lesson 7

次にリズムループです。これが入ると断然「らしく」なってきますね。


VENGEANCE Essential Club Sounds 2

使い倒してるやんけ!使い倒してます。まだまだ出てきますよ。さて、適当にループフォルダから野生の感でトランスのリズムループになるっぽい音を探してきます。残念ながらそれに見合ったループにはキックや低域が入っていました。まぁループ集なんだかあったって当然ですよね。ですが、私はキックは自分で用意する派なのでここはあえて消します。まずさっきのWaves Qで一番肝心のキックの部分を消します。


Waves Q


しかし下全部を切ってはグルーヴ感がありません。ようはキックと被らなければいいのです。はい、ここで登場です「SideChain」。




SIDECHAIN





サイドチェーンとはどのような音でしょうか。私の楽曲でメインフレーズがガッツリ100%サイドチェーンで組まれている楽曲があるのでそれで説明致しましょう。

DJ TECHNORCH - SCHRANZ X メインフレーズ 処理前

DJ TECHNORCH SCHRANZ X サイドチェーン処理後

実際の楽曲
DJ TECHNORCH - Schranz X (Radio Edit) by DJ TECHNORCH


元々は-∞dB〜0dBという限りある音域の中で出来る限りの音圧を出そうと、ある音を放り込んだら同じ音域にある他の音が引っ込むというシステムだったのですが、ある楽曲をきっかけにこの手法が世界的な普及を見せました。

この手法でヒーローとなったBenny Benassiは他人の名曲をこの手法で潰しただけの「Re-saction」までも大ヒットさせたりと一躍時の人となりました。元は他の音が放り込まれたら他の音が引っ込むという手法なのに、なんだかみんなめんどくさくなって放りこむ元の音はなんでもいいから仮音にして、引っ込んだ音だけを使うようになりました。日本でもPerfumeとかで沢山聴けますよねこの手法。

そこで目を離さないのがさすがVENGEANCE

引っ込んだ音だけを自動的に生成するプラグイン「マルチバンドサイドチェーン」をリリースしました。もはや放りこむ原音は存在しません。抜けた音だけが出てきます。なんて便利!

ということでVENGEANCEのキック付きループの最低域部分をEQでカットし、キックのアタック部分をVENGEANCE SIDECHAINでカットしました。

出来上がりループ

微妙にバックがぶぉんぶぉんいってるのがわかりますね。さぁまだキックとハイループとシンバルしか出来てない、先が長いですね。ちゃっちゃと行きましょう、次!

自分語り149 - How to make a "STRAIGHT" lesson 6

さぁ、サクサクいきましょう。まずハイハットとボムエフェクトが欲しいので再びVENGEANCEを引っ張り出します。


VENGEANCE Essential Club Sounds 2

のCymbal Clashフォルダ、FX Kickフォルダからクラッシュシンバルとボムエフェクト(どぉーん)を持ってきます。 この時重要なのはクラッシュシンバルに残響感が欲しいのでクラッシュシンバルを二重に用意してAbleton Live Ping Pong DelayをWet 100%でかけること。



同じものが二つ並ぶが片方が100%エフェクト音。Ableton Live Ping Pong Delayを100%でかけることにより原音と被らなくなる。ちなみに画像のフィードバック90%はやりすぎ

また、シンバルとボムエフェクトの低域がキックと被るのでWaves QというEQで低音をカットします。

次にシンバル原音の減衰が短すぎるのでWaves TrueVerbでもう少し伸ばします。


Waves Trueverb

はい、出来上がりました、どしぃーん。

自分語り148 - How to make a "STRAIGHT" lesson 5

という訳でまずLesson 4の「全リズムON」を目指して音を重ねて行きましょう。

STRAIGHT 全リズムON

まずキックをサンプリングCDから拾ってきましょう。クラブサウンドのサンプリングCDと言ったら何といってもまずはVENGEANCEです。


VENGEANCE ESSENTIAL CLUB SOUNDS

VENGEANCEはクラブミュージック界におけるサンプリングライブラリ圧倒的シェア1位を誇るサンプリング・パッチライブラリーカンパニーです。とりあえずVENGEANCEを一通り全部持っている人もいるぐらい確かなる音がなりますが、全部を全部VENGEANCEで揃えると"THE BEST OF CLUB SOUNDS EVER!!"みたいなうっかりした水着ギャルがジャケのCDに入ってる「如何にも」な曲と見分けがつかなくなる諸刃の剣です。

※参考 トランスの作り方 2ch DTM@Wiki - サンプリングCD


VENGEANCE Producer Suite Metrum

今回はそんなうっかりしたVENGEANCEライブラリのキックだけをVSTiとしてかき集めた便利プラグインMETRUMを使ってキックをかき集めます。ライブラリにはキックのアタック・ボディ・ディケイ等を分解した状態で収録されていますので自分の希望にあった音になるまで組み合わせて試してみましょう。

ここではメインのキックとなる真のあるキック、ハイハットの役割も果たす裏打ちピッチ高めのキック、一番後ろに入り込んであまり主張しないキックを三つ作りました。ここでC3で一つづつMIDIをうってキックを吐き出し即WAV化し、MIDIを廃棄します。さようなら。私のMIDI嫌いはこういうところで現れますね。なんか不安じゃないですかMIDIのままって...


Ableton Live 標準搭載サンプラー Ableton Impulse

こうして作ったMIDIをAbleton Impulseという簡易サンプラーに押し込み、次のように配置します。勿論即WAV化してMIDIを廃棄します。

イマイチパンチがないのでコンプレッサーで音圧を上げます。ちなみにAbleton Live標準コンプレッサーは個性的過ぎて使えませんので無難にWaves C1とかを使いましょう。

こうして楽曲の基礎となるキック部分が完成しました。

STRAIGHT キックのみ

ちなみにこのキックの打ち込みにもお手本があります。有名なUnderworld / Born Slippyです。かの楽曲はよく聴くと左右で違うキックが違う配置で鳴っているのですね。今回はそれを真似てみました。というかテックダンスはこういう風にキックで推すのが多いので業界を真似てみました。

Underworld / Bornw Slippy LR分離聴き


さて、問題です。こんなキックを作るまでに一体何円かかっているでしょうか?Ableton Live 4万5千円、Vengeance Metrum 2万円、Waves Native Power Pack 6万円、占めて12万5千円掛かっております。これでまだキックしか出来てないんですからDTMは正気の沙汰ではありませんね。それでは段々リズムを足していきましょう。

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現在はVersion 3のデザインを元に2008年10月31日より記事表示方法を変更したVersion 3.5です。

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