【記】
あまり高価ではないけれど遊びとしては面白いタイプのおもちゃのような機材を新しく購入して大はしゃぎ中です。しかし色々実験していたところ、どうやら購入したマイクケーブルが不良品らしく、イベントまで時間もないので大急ぎで明日交換ということになりそうです。
もしかしたら、楽器屋というところはマッタリオシャレな空間に見えつつも、「どうしても明日のライブに間に合わせんといかんのです!」みたいなバンドを毎日のように相手をする結構忙しい職場なのかもしれない、なんて思いました。このブログをご覧の方で楽器屋で働いた経験のある方がいましたら是非とも教えて下さい。
今週末 私が出演するイベント
→MEGA PEER
→DENPA!!!
【事】
●Shangri-Laのカヴァーを収録。Saori@destinyがファースト・アルバム
Saori@destinyが参加したテクノ・ポップのコンピレーション・アルバム『Beautiful Techno』に収録された"サヨナラリヴァイバル"のリミックスを、服飾文化とクラブ文化の融合グループDENPAが手がけていることも発表された。
●2 Many Djs Mash Ups
ジャケからして凄い
●Electronica Exposedのリリース量が凄い
Trancecore Freeform Hard NRG系のいくら何でもマニアックすぎるハードコアをリリースし続けるEEのアルバムリリース量が気がつくととんでもないことに
●Mob Squad Tokyoと愉快な仲間達のmyspace一覧
●dj KENTARO 初のライブ・ミックス!
●復活Bomb The Bass 新作
●アイドル・ソングを超えたPerfume「ポリリズム」の「作り込み度」
●次々休刊する雑誌業界 - たけくまメモ
●ニコ動の作品は体験版──BUBBLE-Bの正体を探れ!
●DJ Scott Project の Free DJ MIX
●Delta 9の最近のライブ風景やリリース等
●UKのクラブイベントのフライヤー
やる度にその規模を増していくtwisted & Brainfire REACTORのフライヤージャケ、
この人達、本気でアニメが好きで好きでたまらないみたいですw

●Future Sound Corporation
こういう系のお話が出たらやっぱり思い出すのは、オシャレDJをレコード屋で赤面させることでは
右に出るモノがいないUK HARD DANCEの最先端レーベルFuture Sound corporationですね。
ちょっと前までいかにも「ジャパニメーション」という感じでしたが、最近は「萌え」を導入しています。

【本】

★★★★☆
岡田斗司夫 / オタクはすでに死んでいる
テレビの企画で、いまどきのオタクたちに対面した著者が覚えた奇妙な違和感。そこから導き出された結論は「オタクはすでに死んでいる」だった。。小さな違和感から始まった思索の旅はやがて社会全体の病にまで辿り着く。自由自在に飛び跳ねる思考の離れ業のダイナミズムを堪能出来る一冊。
私は同人音楽界におけるダンスフロアとクラブカルチャー界におけるダンスフロアを「ノリの大別」として分類した際に、オタクが大量に集まった時にノリを分けるキーワードは「自らは何も考えない」ことであるという結論を持ち、そしてこれはオタク・ギャル男・バンギャ等、オタクに限らず日本中の偏った人々に共通するものだと考えました。
しかし、本書からは「自らは考えない一体感」という部分は実は今現在のオタクにこそ見える特徴であり、それこそ戦艦ヤマトからやってきたようなオタク第一世代の特徴は「自ら考えをひねり出す一体感」であったというようなことがなんとなく見えてきて、非常に新鮮な驚きがありました。

★★★★☆
唐沢 俊一, 岡田 斗司夫 / オタク論!
オタク第一世代が語る「オタクって何だ!」
本書は月刊『創』で連載している対談時評「新世紀オタク清談」をまとめたも
の。著者は、フジテレビ「トリビアの泉」スーパーバイザーでもあり、日テレ
「世界一受けたい授業」の"雑学先生"としても人気の唐沢俊一。そして「オタク
学入門」「東大オタク学講座」で注目を集め、NHK「BSマンガ夜話」「アニメ
夜話」のレギュラーコメンテーターとしても定評のある"オタキング"こと岡田斗
司夫。
「電車男」が大ヒットし、秋葉原のメイド喫茶が一大観光地化し、「萌え~」と
いう単語が一般化したりと、「オタク」がブームになっている。この変
化は、一体何だろう。そもそも「オタク」とか「萌え」って、いったい何なの
----?
2人の第一世代オタクが、「オタク」なる存在を語りつくした「オタク論」の
決定版!! 全てのオタク必読!!
帯にもある通り未だにオタク論で未だにこの二人かよ、というのは自分達でもわかっているらしく「新しい論者が出てこないんだからしょうがないじゃん」ということで、相も変わらず私はこの二人の著書を漁っています。
岡田側の語る「今のオタクと昔のオタク」については基本、著書「オタクはすでに死んでいる」からの話題がメインであり(順番的にいうとこのような主張をまとめたものがオタクは~なのだと思われます)、唐沢側はそれに対応して、「いえ、私が考えるにはね」という感じに対話していく本。
一番目を引いたのはオタクの寿命はどのぐらいだろう?という話で、戦艦大和に始まる世代のオタク第一世代で「不摂生な生活をしてるなぁ」という人はあらかた早死にしているという恐ろしい話。ということでこれからのオタクはゆりかごから棺桶まで囲おうぜ、なんて話があり実に面白い。
私が今知りたいのはクラブDJの平均寿命ですね。一般的に指揮者はやたら長寿だなんて話をソースもなく聴いたことがありますが、その根拠は「ストレスがたまらないから」ということで、ではレコードの指揮者であるクラブDJはストレスはたまらないかもしれないが、毎週のように夜更かし生活を余儀なくされており、差し引きでは長寿なのか短命なのかが気になりますね。多分差し引きで早死になんでしょうが、こればっかりは狭義のクラブDJの歴史では浅すぎるのでもう何十年か待つしかないのでしょう。
また、「頭がいいのに職に就けない人々」や「オタクの産業規模はでかいようで小さい」という話もなかなか興味深かったです。結局定義を変えてしまうだけでどれだけでも違う話が出来てしまいますね。
まーちゃん。 キミは、人の 『悪意』 と両想いみたいだね。
入院した。 僕は殺人未遂という被害の末に。 マユは自分の頭を花瓶で殴るという自傷の末に。
二人が入院した先では、患者が一人、行方不明になっていた。
その事件は当初、僕にとって問題となるべき事柄ではなかった。
数日後に起きた出来事のほうがよっぽど衝撃的だったからだ。
数日後。 マユは、頭部と花瓶を再度巡り会わされた。 自傷じゃなく、誰かの手によって。
マユは病室で血塗れになり、今回も気絶することなく自前の足で歩き、医者に治療を依頼した。
そして、治療から帰ってきたマユは、本題とは関係の無いことを僕に発表した。
死体を見つけた、と。
また、はじまるのかな。 ねえ、まーちゃん。
乙一・西尾維新・佐藤友哉・滝本竜彦の直球の影響が感じられた一巻の文体は更に更に進化し、もはやうっとうしいとすら感じなくなる程に周りくどい表現の連発文体が個性にまで至っていて成長を感じます。
一巻同様、ミステリーといえばミステリー形式なのですが、一巻同様、事件そのものよりも頭のおかしい主人公をとりまく頭のおかしい人々のやりとりを楽しむお話。
壊れたまーちゃんの精神崩壊度は留まるところを知らず、嘘つきみーくんの度を越した嘘も留まることも知りません。新登場「元カノ」もやっぱりどうにかなってしまっていて、事件の顛末も犯人もやっぱりどうかしていました。
一巻よりもちょっと楽しいぐらいに楽しい一冊。



