●前日の記事 『自分語り133 - DENPA!!! 「超ライトオタク」 言説』
昨夜は初めてはてなダイアリーの記事に対する複数応答+呼応記事というものを経験し、なるほどこれは面白いなと思いました。しかしこれプロの評論家が一つ一つ対応していったらとてもではないけれど間に合わないだろうなとも実感として感じます。
とはいえ私はどう考えてもその次元とは程遠いので安心ですが、もしそうなった場合はそれぞれそこでどうしても選択的な回答になってしまうのでしょう。それはそれでまた新たな決断に迫られる訳ですね。
しかし何にせよ経験です、私にはまだありとあらゆる経験が足りないと思いますのでとりあえず初めはやれるだけやってみようと思います。「超ライトオタク」言説に関してはいくつものエントリーが見つかりましたが直球で投げかけてくれているものがありましたので再度応答指せて頂きます。
簡単に言ってしまえば、DENPA!!!を面白いと感じるのは「若さ」という「不可避の理由」によりバカだから、しょうもないものをありがたがっているだけだと思う。(「若さ」ってのは、「歴史」を「知れない」からこそ発生する性質。つまりバカであることを避けられない)(「若さ」は、「生まれてからの日数が少ない」という意味ではない。「青い」と呼んでいた時代もあった)
私達は、少なくとも私はその青さと若さを踏まえた上で、その青い人々と既に青くない人々が共に歩んで別の何かを産み出すことを期待しています。ジャンル議論に関しても例えばテクノであればテクノを知ったばかりの人を「バカ」であり「教えて君」であるとそこで断じて止まるのではなく、そこで上から下へと知識を共有しあってこそ別の何かが産まれるのではないかと思っています。
私達は必ず青さから始まります。そしてその青さは必ずや誰もが経験していることだと思うので、その青さを「バカ」の一言で片付けずにどうか次の一歩へとご助力願えばと切に感じます。私がここでいう「次」とか「別」というものは特に「新しい何か」であることを必要としているわけではありません。何かが産まれ発展すれば必ず停滞し、必ず次か別が必要になります。それこそ私達は停滞した段階で「これは一つの文化であり、伝統芸能である。」というところまでの安定を得られれば「焼畑農業」に陥らずに済むのかもしれませんし、それこそ実は仮に安定を得られたとしても私達は「次」を追い求める傲慢な人間かもしれません。
ですがこの記事を書いた方が私達よりも「先」を知っているのであれば「バカ」と済ませずに「次」に対してどうかお力添えをお願い致します。「先」に進んだ人達が新しく産まれた(それは表面的な差異はあっても「先」に進んでいる人々にとってはやり尽くされたことかも知れない)ムーブメントを「あぁ、またこんなことが起きてるんだ、"バカ"らしいな。」で終わらせず力を貸して下さい。
「排除の団結」ではなくどうか「一致の団結」を実現させて下さい。それにはあなたの力が必要なんです。
TECHNORCHさんの大好きな「DENPA!!!というクラブイベント」は、<青年>が<鬼ごっこ>して「たのしー!!!超気持ちいい??!!」とか言ってるだけなんだよね。
そりゃ体動かすと楽しいし気持ちいいし、みんないると寂しくないよ。でも、それをありがたがったり、高尚なものだと勘違いするのは止めといた方がいいよ。DENPA!!!なんてクラブで踊ってわーわーきゃーきゃー言ってるだけのイベントなんだよ。コスプレだとかオシャレとかガチとかぬるとかどうでも良くて、昔からあるただの"event"なんよ。そう思っていたほうが、人生に失敗しないと思う。これは自分の体験から言えることなんだけど(タメイキ
「鬼ごっこでたのしー!」ことが人生の失敗に繋がるというのがどうしても私は納得がいきません。私はDENPA!!!が崇高であるとか高尚であるとかは思いません。これまで何度も繰り返されてきたサブカル・オタクの兼ね合わせ、そしてオタク・新人類のお話の一つに過ぎないのかもしれません。但し私はその取るに足らない表面的な差異に感動する程の違いを感じたのでしつこく言及してはいます。その部分を過剰に受け止めさせてしまったのだとしたら申し訳ないです。
しかし仮にその表面的差異全てを「バカ」の一言で断じる事が出来たとして、その鬼ごっこの楽しさという青さはそこまで否定されることなのでしょうか。私はそこがどうしても納得がいきません。
んで、↓これ。
>> DENPA!!!のこの現象は東さんの言葉を借りれば「動物化」の典型的なフロア進化
「はてな」周辺でよくある『動物化するポストモダン』の誤読なんだけど、あの本って単に「ジャンクな物でも『おいしい』と感じる人が大半になったよ』って書いてあるだけだよ?例えていうと、「王将は関西人のソウルフード」とか「二郎はもはや二郎という食べ物」とか「マックまじでうまい」とか真顔で言っちゃう人が増えたねぇ、って書いてあるだけ。いっけんかっこよく聞こえるし、「データベース」とか確かに新しい概念もあるから良書なんだけど、「消費する側」が自己肯定に使っちゃうとアウアウだよ。まぁ、言論な人に触ってもらえて嬉しい気持ちはわかるけど、ほどほどにねって。
そして何よりもこの部分が最も納得がいきませんでした。動物化した先が口の悪い言い方をすれば「うすっぺらく」「お約束の重ね合わせ」で表現出来るものであることは重々承知しています。だからこそ私はその代替可能性がどこまでの範囲に及んでいるかを実際に確認したくて「コスプレイヤーによるDJの目隠し」等の実験を行った訳です。私はこの極端に動物化したイベントでお客さんが求めるその次がとても知りたいのです。
しかし言いたいことはそこではありません。どうか人の愛する音楽を「ジャンクフード」呼ばわりはしないでください。ここまでのお話は納得がいく・いかないのお話でしたが、私はここに関してだけは直球で不快感を感じます。彼ら私達が楽しんでいる音楽は確かにあなたにとってはジャンクフードのようなものかもしれません。しかし人が好きで楽しんでいる音楽をどうして「ジャンクフード」とまで言えるのでしょうか。あなたにとっては動物化の極限を経た上でのDENPA!!!プレイは確かに低レベルで下らないものかもしれません。しかし彼らの感動は本物です。
私はゲーム音楽からダンスミュージックを知り、今はクラブミュージックのDJをしています。例えばクラブミュージックの影響を受けて産まれたゲーム音楽・同人音楽がメインストリームにいる人々にとっては「ありきたり」で「お約束」で「低レベル」に感じることがあるかもしれません。私は音楽ヒエラルキー的な考え方にはどうも馴染めませんが数多くの人がある種の音楽を「高・低」で考えているのは紛れもない事実でしょう。しかし私はゲーム音楽で熱狂し、それこそ人生が変わるほど、人生が救われる程感動しました。これらの熱狂は確かに
「オタクっぽい」とすでに了解された格好で、「ビート」に乗せて乱痴気騒ぎしてるだけ
に見えるかも知れません。しかし私そして彼らの感動は本物です。この感動をどうか「ジャンクフード」とは言わないで下さい。そしてあなたが既に「ファーストフード」ではない「三つ星レストラン」の段階まで進んでいるのであれば(例えそれが舞台の上から手を差し伸べるような高飛車な態度であっても構いません)、この「青い」「乱痴気騒ぎ」を「バカ」であると見下さず、どうか私達に力を貸して下さい。私は一部の天才を除いて殆ど全ての次がこの「青さ」と「若さ」の積み重ねて産まれると考えています。同時に、若さを延々と繰り返しているだけでは次には進まないのです。だからこそ、あなたの私はあなたの力が借りたい。
そして改めて言います。どうか彼ら私達の感動を「ジャンクフード」なんて言わないで下さい。




そうだそうだ
初めまして。
確かにその通りだと思いますよ。
十人十色って言葉があるんだから、
ナニが楽しい~なんて人それぞれだと思います。
音楽はヒエラルキーじゃなくてジャンルでしょう!
優雅なクラッシクだろうが、激しいハーコーだろうが、
どっちも同じ『音楽』なんだから。
楽しんだ者勝ち。俺はどっちも大好物です。
ハードコアクラッシクとかあったら最高です。
>どうか人の愛する音楽を「ジャンクフード」呼ばわりはしないでください。
あなたが愛している音楽に「強度」はありますか?哲学はありますか?信念はありますか?
ラリーレヴァンやフランキーナックルズの名前を出すまでもなく、その後のデトロイトテクノやシカゴハウスのような、初期のクラブミュージックに対する冒涜。
いや、クラブカルチャーに対する冒涜。
私はDENPA!!!が「クラブ」イベントを騙っていることが許せません。
オタクの「パーティ」を騙るなら構いませんが。
新宿リキッドルーム、マニアックラヴ、yellow、と 東京の老舗クラブがどんどん閉店していっているのに、「僕はDENPA!!!を見て、東京のクラブシーンは明るいと思った。」などと発言している評論家がいて呆れましたよ。
>超ライトオタク
これも本当の「オタク」に対する蔑視のようなものを感じます。
私も二回DENPA!!!には参加しましたが、凄くお洒落な格好をした服飾、美容関係の人たちがハコの片隅で踊り疲れてPSPかDSを集団でしている「オタク」の人たちを笑っている姿を見て不快な気持ちになりましたし、興味を持って行った友人も「お洒落すぎて嫌、オタクっていうから行ってみたのにニワカばっかりで居場所なかった」と言って帰ってきました。
>VJOLさん
おひさしぶりですw ありがとうございます
>diceさん
はじめまして、そうですね。
ただDJ側は「楽しんだもの勝ち」だけでは
済まされないのが大変で、
かつそこが面白いところなのかもしれませんw
>サカシマさん
はじめましてサカシマさん。
私が言っている「超ライトオタク層」には
強度も哲学も信念もないと思っています。
そして彼らにとってこそこの「DENPA!!! 言説」は
もっとも意味を持たない言及でしょう。
だからこそそのような「自意識の段階」
の人々だと評している訳です。
しかし彼らの熱狂と感動は心から
ポジティヴなものだと思っています。
そしてクラブとパーティというのは言葉の違いに
過ぎないと思っています。
実際、私の出演しているイベントの半分以上が
クラブという空間で実演するライブです。
「僕はDENPA!!!を見て、東京のクラブシーンは明るい」
とは私は思いませんし、DENPA!!!が革新的だとも思いません。
実際にオーガナイズ陣がMARQUEE誌で
「コレに近いことは80'sにもあった」と語るように
表層的な違いに過ぎないと思います。
そして何度も申しますとおり現在の私にはその
表層的な違いが決定的に面白かったのです。
私が申し上げたいのは人が愛するものを
「ジャンクフード」と指すその悪意です。
もし仮に、私達が愛する音楽の好意が回り回って
クラブサイドへ悪意に働いていたとして、
つまりこのジャンクフード的なものの反乱によって
クラブ・レコードショップが縮小していったのだとすると、
その冒涜された人々は一体クラブ・レコードショップが
潰れる時にどうしていたのでしょうか。
まずそもそも私はこの異なるパイにおける
島宇宙の乱立は衝突も競争も起こしていないと思います。
あなた達のやっている音楽は
「本物ではない、だからこれらの行為は冒涜に値する。」
私はこれを
「本物のハードコアテクノ」
に散々言われました。
もうオタク・新人類対決みたいな戦いはやめましょう。
本物を知っている人が本物を少しでも維持・変革
させていきたいのでしたら(そして私はさせたい)
そのジャンクフードにもどうか(上から)手を貸して下さい。
また、「超ライトオタク」に関しては「オタク」を軽視して発言しているつもりは全くありません。
「本物」のオタクよりも「超ライト」なのです。
これは「オタク」のアイデンティティを攻撃する言葉でしょうか。
逆に問います。あなたの指す「ニワカ」という言葉に悪意はありませんか?
私はDENPA!!!を全肯定している訳ではありません。
外から見ても中から見てもまだ沢山の穴があります。
これだけ違う客層が650人も集まるのですから
そこに自然と衝突は起きるでしょう。
「クラブ」という空間の隅でDSをやっていれば
嘲笑する人もいるでしょう。
(ここでまた新たな疑問が沸きました。
あなたは「本物のクラブミュージック」の立場で発言しているのですか?
クラブでDS対戦をする「ガチオタク」の立場で発言しているのか?)
何度も言いますが私はDENPA!!!の全てを全肯定している訳ではありません。ガチオタクさんがいつもの調子で訪れればそのあまりの違和感に居心地の悪さを感じることもあると思います。
しかし、オシャレな格好した人達が手作りのコスプレで現れ、
ヲタ芸を見て「すげ!本物だ!」と一生懸命横で真似をしているこのDENPA!!!はとても面白いのだというお話がしかったのです。
>クラブでDS対戦をする「ガチオタク」
あー、あれねー。
「DENPA面白いから来いよ!」って友達誘ったら「狭くて(ヲタ芸を)撃てない」って引っ込んでDSやりはじめちゃったんだよなー。その後誘うのやめました。悪いから。あと、やっぱりRemixに対して拒否反応大きかったです。(自称「クラブ系ヲタ」の友人さえ!)まあいきなり聴いてわかる音じゃないでしょうけどね、ブレイクコアって。
でもそのままDENPA通い続けた人もいたりするから面白い。
彼いわく「ガバキックは苦手だけどブレイクビーツは楽しい」んだとか。