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フィギュアスケート、綺麗...人間、鍛えるとこんなことまで出来てしまうんだなって、オリンピックを見る度に思いますね。
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東浩紀 / クォンタム・ファミリーズ
★★★★★
凄かった。お世辞にも上手いとは思えない文体なんですが、だからこそ何が書きたいのかというものがバシバシと伝わってくる一冊でした。日経の記事か何かではもはや思想家ではなく活動家として、という旨が書いてありましたが、実際東浩紀が私達特定層に与える影響、心の揺り動かし方というのは半端ではありません。
小説を読むにあたってこれだけ著者の人格を前提において読み始めることは非常に珍しく、あまりにも思い入れが深かったために「ここまで来たらちょっと面白いぐらいじゃ気が済まないぞ」というぐらいの思い込みで読み始めていました。これって私のような東浩紀のメインターゲット層はみんなそうではないでしょうか。
考えてみたら、元々小説家ではない人の小説を読むのは初めてです。小説家の小説を読んでからその人の対談や評論を読んでいても、読むにあたってこんな力みは私達には入ってこないでしょう。小説家が小説を書くのは当たり前で、小説家が対談をしていても、なんとなくそれは出来て当たり前のような(実際のところどうなのかは知らないし、全然関係ないのかもしれなくても)気持ちで見ていますが、元々小説家ではない人が小説を書いたらどういう風になるのかが見当がつきませんでした。
量子論SF(そもそもSF)というものを良く知らず、グレッグ・イーガンやフィリップ・K・ディックだけは読んでいたので助かったものの、飛び交う並行世界に平然と出てくる量子論の前提にかったるくなり、何よりもSF基礎教養云々よりも大前提として村上春樹も読んだことがないのに本書を読んでしまったのが痛かったです。よくSFファンがSFを揶揄する時に、並行世界云々多重世界云々と過剰に引き合いに出すので、こういうのがそういう類のものなのかな、中盤とか正直大丈夫かなこれと思うぐらいにかったるくなってしまったものの、結末で相当にキました。本当に読んでよかった。
読んでみるまで変に穿ってしまい、またこの変に穿ってしまうこと自体が当然になるようなその東浩紀の影響力・存在感が最後まで私をモっていってくれました。ここまでモっていってくれたからこそ結末に感動して、そして安心してしまった。
私は思想や哲学のことは分かりません。音楽でもそうだし、きっと何でもそうなのだけれど、ちゃんと専門的な勉強をしてきた人、その分野に一生を捧げてきた人、もしくは子供の頃からやってきた人と私のような素人には、そこまでに歩んできた距離がありすぎるのです。私が考えるようなことはどこかで先人達が必死に考えだしてそれなりの結論を出しているに違いなく、やはり先人達の功績からあたっていくべきなのだとつくづく思います。だからここ一年か半年ぐらいずっと本書の結末か、そのような話題の本ばかり読んでいた気がします。
私が読んだ本は基本的に素人向けに相当に噛み砕いてくれた本ばかりなのですが、思想の人であったり科学の人であったり宗教の人であったりの色々な人々が、悩みに悩んで出した結論と、今回の結末が同じ方向であり、なんか、もう本当に、ホッとしました。ただひたすらホッとしました。ずっと溜まっていた焦りが、最近になって色々と解消された気がします。
ありったけ詰め込んである一冊ですが、自己実現や実現可能性の件だけみても(本当はSFとしての面白さも書ける知識があればいいのですが)、きっと私が私していればいつかぶつかっていた話なのです。でも考えてみればその気付きは動物化するポストモダン2だったのですし、思想家東浩紀の本を発端とした気付きを、活動家(そして小説家)東浩紀の本で解決出きたのですから、きっと物凄くスマートな解決だったのだと思います。
考えてみれば東浩紀は出版一冊目からこういうことを書いてきたのかもしれません。思想家東浩紀から活動家東浩紀にというような記事を見たことがありますが、デリダって何?という私にはやはりこのぐらいダイレクトな活動で示してくれないと伝わっていなかったようです。
だからこそこの結末は「あぁそうだったのか」と本当に安心しました。永らくの焦りがやっと解決しました。良かった、本当に読んでよかった。だからもう考えるのはヤメよう。
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●NIGHT LIBERATOR / Concentrate (Juno DL)
●THOMAS Neal / PyroTechno (Juno DL)
ズバァキタァこれは素晴らしい!ヘルハウスNight Liberatorよりお手本のように美しいテックダンスと、Thomas Nealのアナスタシアシンセ全開のベースブリブリハードダンス、これはカッコいい!
●Walt / Let The Music Play (Juno DL)
●JUNIPERO SERRA / The Ferry Man (Juno DL)
●GEORGE-S / Tube (original mix) (Juno DL)
●GEORGE-S / Da Gear (Juno DL)
関連トラック、どれもかっこいいです。George-Sの命名はDJ USEに関してちょっとした投げやりすら感じて好き。









