[REVIEW]他人語り26 鈴木みそ / 銭 四巻
【漫画】
「『銭』は完璧ですね!」146万部突破『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』著者・山田真哉が太鼓判を押す、噂の銭勘定マンガ、最新刊!第4巻では、不当に儲けるペット業者にお灸を据える[血統と育ち]、声優のタマゴ達のサバイバル・ストーリー[声優の値段][出世の代償]、古物商売のカラクリに迫る[骨董の値段]など11篇を収録。読み応えタップリ、鈴木みそが描くドラマチック・マネー・フィクション!!
今回はアニメ声優の銭の話。
第一巻からどうしても限りなく漫画業界に近い話題が頻発してしまうのは取材の時間から考えると致し方ないのかな、とも思いますがやっぱり業界側にいないと確信を持って出せないような具体的な数字が出てきて面白いですね。
声優業界においてまくら営業はもはや前提条件として書かれています。あぁ、結構漫画側でもこのぐらい書いちゃっていいんだなというのも、それはそれで別方向に新鮮です。
「声優はイタコ」と述べる、人間性を排除した本当の意味でのアイドル性など、どういう仕掛けで売れてゆくのかもよくよく考えれば当たり前のことなのですが、その当たり前のことをきちんと書いてくれて、「なるほど」と納得させられるのがこのシリーズの良いところ。
★★★☆☆
