[REVIEW]他人語り27 内藤 大助 / いじめられっ子のチャンピオンベルト
【本】
「神様なんて、絶対にいない。僕は、生まれてくるべきじゃなかったんだ……」
学校からの帰り道、泣きながらそう思った。
--いじめられっ子だった少年は、ボクシングと出会い、世界を掴んだ!
WBC世界フライ級チャンピオン・内藤大助、初の自叙伝。
壮絶ないじめを受け、人生に絶望していた中学生時代。
『日本の恥』とまで言われた、ボクシング世界タイトル戦での敗退から、
チャンピオンベルトを掴むまでの感動の軌跡。
そして、日本中の注目を浴びてしまった、あの防衛戦……。
多くの挫折と“世界の頂点”を知る彼の姿は、
ありのままの自分を愛する勇気を教えてくれる!
ジ~ンと心が泣けてくる、感動ノンフィクション!
亀田戦で一躍有名になった、どこからどうみてもただの良い人であるチャンピオン内藤選手の自伝。
文章力も普通のスポーツ選手程度で、いじめられっこが不屈の精神でチャンピオンにまで昇り詰めるという、買わなくても大体中身が予想出来、実際その通りの内容しか書かれていない本。テーマである真の強さについてもやはり予想通りの回答であり、それが出来たら苦労がないよというあまりにもそのままな内容。
でも、満点。
だってこの人、本気なんだもの。
文章力なんて、内容の奇抜さなんてどうでも良い、心の底から本気であることが伝わってくる真摯な内容でした。もう少しズルく生きてほしい程に嘘がなく、斬新さのかけらも無い当たり前のことばかり載っていますが、その当たり前のことが出来る人間が一番凄いんですよね…
★★★★★
