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自分語り

自分語り502 Youtube解析による「DJ TECHNORCH楽曲リスナーの男女比・年齢比・国籍比」グラフ図解

昨年末に公開されたYoutube Analysticの機能により、かなり詳細なアクセス解析が行えるようになりました。確認したところ、予想以上に優位な比・差が見つかりましたのでこれをグラフにまとめ、ここに公開します。

以下は全てtechnorch youtube channelつまりDJ TECHNORCH楽曲PVに対するカウントです。

また、999 Recordings作品は、国内のニコニコ動画では(初のPV作品であるラナモさん合作)「Destroy Boss On Parade」・(初音ミク関連の3D PVで活躍しているDeinoさん合作)「Ataraxia」に再生数が偏っており、Soundcloudでは殆ど全てと言ってよいぐらい再生ユーザーが海外に偏ったいるため、本記事が全楽曲の一番平均的なユーザー層が現れている解析データであると個人的に考えています。

※以下に含まれない特殊事情として中国が挙げられます。中国全域からYoutube/Twitterへのアクセスが遮断されている為、そもそもの情報源が中国国内ウェブサイトの情報ページで回っており、私との直接のアクセスはChina Weiboのみという状態となっています。従って以下のデータには中国国内からのアクセスは一切含まれていません。

Play Map
図1 総再生数 国籍比


リスナーの人口比です。全リスナーのうち60%が日本人、40%が外国人という結果になりました。ご覧のとおり日本・アメリカが四分の三近くのユーザーが占めていることがわかります。これは私がお誘いを受ける海外関係のネットワークイベント・コンピ・スカイプコンタクト・フェイスブックコンタクトの体感的な割合と一致しています。彼らの殆どが「J-Core/J-Pop」という枠組みでコンタクトを取ってきますが、ハードコアテクノのメインストリームがアメリカではなくイギリス・オランダにあることを考えると少々興味深いと思いました。

また、図1はtechnorch channelへのアクセスであり、DJ TECHNORCH楽曲の無断転載の殆どが海外アカウントであり、トータルの再生回数がtechnorch channelを超えていることから考えると、実際の海外リスナー層は50%を超えている可能がありますが、実際の数値は計測しようがありません。

コメント
図2 全動画 総コメント数 国籍比


最大占有がアメリカ50%、次いで日本が10%以下となりました。全体で図ると実に90%近くが国外国籍の方からコメントしていることになります。これは非常に驚きの数値です。これに各SNSのエゴサーチでTwitter(8割近くが日本人ツイート)・ミクシィ(日本人のみ)・ニコニコ動画(日本人のみ、但し図1で示した例外2動画にほぼ全て集中)・Facebook(9割海外)・Soundcloud(ほぼ全て海外)・USTコメント欄(作曲USTの場合8割日本人・DJ USTの場合8割海外)・China Weibo(全て中国)の体感割合を考えると、実際の感想文比率は50%がアメリカ・30%が日本・20%がその他ではないかと考えています。但しこちらは体感であり、図2と違い根拠はありません。

また、こちらも体感ですが、国籍・環境によって明らかにコメントの内容が異なることも実に興味深かったです。日本では実名やユーザーネームが連しているアカウント式SNSでは基本的に楽曲への絶賛がメインであるように感じます。では匿名環境ではどうかというと基本的に酷評がメインです。更にこのような匿名環境下では「作曲家」への批判からすぐに、「批判している人」への批判へ切り替わります。私は「内閣総辞職 初回特典ライナーノーツ」へ、とある楽曲で「この楽曲はヘンテコでわかりにくいという批判→この楽曲を批判する人へのこの難解さの良さがわからないのかという批判→日本語ボイスが入っていることがダサいという批判→日本語ボイスが入っている=ダサいという英語信仰がダサいという批判→この楽曲の良さがわかる俺が凄いという絶賛」という風に回りまわって楽曲への批評ではなく自己賞賛に変化しているという旨を書いたところ、更にコメントの内容が変化しました。少なくとも私の楽曲の周りでは、日本国内で匿名批評環境を作るとお互いの批判合戦になってしまうことが頻発するようです。(これはyoutubeコメント欄等、アカウントとペンネームが連結しにくい限りなく匿名に近い環境で格闘技の動画等の批判合戦でも見られます)対して海外アカウントでは、フェイスブックのような実名アカウントでも絶賛も酷評も殆どそのまま、しかも作曲者本人に伝わるように公開しているのでとても印象に残ります。海外ではあくまで作曲者に対するポジティヴ/ネガティヴな発言であり、発言者同士での批判合戦は、むしろユーザーネームが固定されログインが必要な閉鎖フォーラム等でよく見られました。また、買ってきたCDの写真を載せる場合、日本ではCDそれ自体の写真を載せますが、海外では自分と一緒に写した写真を私本人にTag付けの申請をして公開してきます。この状況はほぼ反転と言って良いのではないでしょうか。国によって感想の伝え方自体がかなり異なることが実に興味深いです。

total sex
図3 総リスナー 男女比 (青=男/赤=女)


※ここまでは解析データが数値のみの表示であったため手打ちでExcelにまとめましたが、ここからは解析データそれ自体にグラフがついているのでそれを使用します。

まず、総リスナーの男女比です。男性51.2%・女性48.8%です。全データのうちこれこそ最も興味深いと言える結果ではないでしょうか。知っての通りハードコアテクノのイベントは圧倒的に男性が多く、体感では実に90%かそれ以上であると常々思っておりました。しかし全出演者がライブ出演の場合、つまりライブハウスイベントの場合は女性比率が30%程度になるということは若干感じておりました。しかし私の中のリスナーの像がひっくり返ったのがSHOP999の直販運営開始でした。発送伝票を書いてみると正に図3のような男女比になっているのです。しかしこれは手書きの体感であり、実数を図っているわけでもありませんでしたし、何よりもハードコアテクノ=男文化というイメージが強すぎて今一実感出来ませんでしたが、これがはっきり目の前に現れたのが「感謝祭(オフ会)」でした。こちらは私主催の、初対面を前提としたTwitter連動のつまるところ只のオフ飲み会です。こちらの参加者が初開催時から大体40〜50%ぐらいが女性でした。そして今回Youtube Analysticによって数値として確かに現われました。なんだ、ほぼ半々なのか。ちなみにそれでもハードコアテクノのクラブイベントの余りの男性率に疑問を感じ、感謝祭の時に女性陣へ個々に伺ってみたところ、「クラブに行く習慣がない or クラブが怖い」とのことでした。うぅ〜ん、実にシンプルな因果。

Destroy
図4 Destroy Boss On Parade リスナー男女比


ここからは各楽曲に現れた優位な比・差を紹介していきます。こちらはDestroy Boss On Paradeの男女比です。本楽曲は999 Recordings作品の中でも飛び抜けてノイジーな楽曲です。見ての通り男性率75.2%と、このような楽曲では圧倒的に男性リスナーの支持が熱くなることがわかります。

shojo
図5 少女IN リスナー男女比


対してデスメタル女性ボーカリスト宇宙☆海月にデジタルハードコアな楽曲少女INです。こちらでは女性率71.4%と先程のノイズ楽曲とはまるで反転しています。それではボーカルが入っているから女性の支持が高いのかというと「内閣総理大臣賞」の男性率60%、抽象的なシンセ・ベースに男性の指示が集まるのかというと「無明ヶ丘危険地帯」の女性率60%と、ちょっとよくわかりません。10%程度の差では何とも言えませんが、70%以上男女比が別れたのはDestroy/少女INのみであり、これはとても面白い結果だと思いました。また、私の手持ちデータでは解析する方法はありませんが、「KAMAITACHI」や「渦巻」のような楽曲にはどのような比・差が現れるのか是非知りたいと感じました。

total men
図6 男性リスナー年齢比

total women
図7 女性リスナー年齢比


60代以上のリスナーの方とお茶が飲みたいとかそういう願望はさておき、明らかに男性・女性リスナーの年齢比に優位な差が産まれました。男性側の年齢比がダンスミュージックのリスナーとして「一般的」という印象を得るのに対して、女性側の年齢比が「明らかに十代が多い」ということです。特に13以上・18歳以上がほぼ同率というのが驚きです。13,14,15歳というと中学生にまで下がります。これは考えたこともありませんでした。ライブハウス更にはクラブという18歳以上のIDを求められることの多い環境や、未成年は腕章を付けてアルコール禁止とはいえ「オフ飲み」を前提としている感謝祭等、18歳未満の男女リスナー特に中学生リスナーと対峙する場面は殆ど思いつけません。以前あった「麻布中学3年生によるインタビュー申し出」のような余程特殊な事例がない限りこれは対面する方法はありません。さすがにこれは驚きました。実に面白いです。

gee women
図8 123123 / 2' (少女時代 J-Core Remix) 女性リスナー年齢比


個々の楽曲で年齢比に優位な差が現れたのはこちらの曲唯一つ123123/2'です。こちらはSoundcloud/Youtubeのみで公開されている少女時代ネタのトラックです。こちらは40代後半から50代前半の女性リスナーに集中しています。ここまでずば抜けてグラフが飛び出る楽曲は他にありませんでした。どうやらK-POP/韓流関連のキーワードが各種報道に違わず実際にご覧の層に人気が集中しているようです。






55)
Twitter / @technorch: 世の中の半分は女性なのに、リスナーの半分が女性と判明 ...





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ウルトラマン カラー麺タイマーが届いた



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ボイスモード


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キッチンモード


キッチンモードでは「変身→戦闘(怪獣3種)→時間切れ前(赤)→時間切れ直前(赤点滅)→スペシウム光線→爆発→シュワッチ(星に帰る)」が再現されています。相当うるさいです。計測の結果、変身してからスペシウム光線を打つ瞬間までが3分みたいです。物凄く適当。それと相当電池が弱いみたい。

(n*‘∀‘)n いい買い物をした。




10/30 [CD] 内閣総辞職 〜WATASHITACHI〜 最新作
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自分語り501 - 四足歩行ロボットBIGDOGは何故キモいのか? 〜シンボルラインのASHIMO・初音ミク、不気味の谷のPETMAN・VOCALOID3〜

BIGDOG/PETMANは何故キモイのか





【2ch】ニュー速クオリティ:【ロボット】あのキモい動きのロボットBigDogに人型登場。相変わらずきもい。何度見てもキモい

やたらキモい動きだけど、ちょっとやそっとでは転ばないことで大変有名な四足歩行ロボット「BigDog」が、ついに人型に突入し上記のような「PETMAN」というものが開発されました。

一目見てわかり通り、狙っている方向性は違えど、日本のASIMO・ムラタセイサククンよりも遙かに人間らしいことが一目瞭然の出来栄えになっています。

しかしやっぱりキモい。凄いのにキモい。何故キモいのでしょう。その秘密の一つにロボット工学における「不気味の谷」が考えられます。





心身一元論・二元論

人とロボットの秘密人とロボットの秘密
著者:堀田 純司
販売元:講談社
(2008-07-03)
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堀田純司 / 人とロボットの秘密 ★★★★☆ : HARDCORE TECHNORCH

先日書評コーナーで紹介した「人とロボットの秘密」が大変面白かったので紹介します。そもそも本書は、デカルトの「心身ニ元論」(身体と魂は別個のものであり、魂は人間にのみ神が与え給うた特別なものという考え)に対するアントニオ・R・ダマシオの「心身一元論」(脳欠損患者の記録から、大脳生理学的に人間は全身触覚つまり身体なくしては魂は存在し得ないとする考え)を、ロボット工学から考えた一冊です。

その昔、「If 〜、Then〜。(もし〜ならば、〜とする。)」という「シナリオ説」という考え方がロボット工学は優位な時代があり、丁度コンピューター処理速度と容量の爆発的進化の最中であることから、ロボットはシナリオ説を人間的に十分な程度記憶していれば、人間のように振る舞える。鉄腕アトムやドラえもんのような(あそこまで完璧な人間とは行かなくても)、アシモフの世界のような、現代で言えば「イヴの時間」のような、人間の命令を聞き分け、作業をこなすことの出来るロボットが産まれるのは時間の問題だと考えられていたそうです。



「イヴの時間 劇場版」 [Blu-ray]「イヴの時間 劇場版」 [Blu-ray]
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しかし当然ながらシナリオ説では人間のようなロボットは出来ませんでした。実際ロボットはハーバード大学の入試問題における数学的証明が即座に解答出来るレベルまで達したのに、人間なら園児でもこなせるような「Q:これは何? A:リンゴ」という漠然とした問題には全く刃が立たなくなってしまったからだそうです。シナリオ説では、画像入力として受け取ったリンゴのありとあらゆるパターンを全て記憶していなければならず、情報量は無限大に等しく、応用が効かないのです。

そこでロボット工学の世界では発想の転換が求められ、結果「原理原則」という考え方にシフトしました。これは無限の情報量ではなく、最低限度の原理原則を記憶しておき、代わりに五感の全てに全能力をつぎ込みます。

例えば、正方形のフィールドに二台のロボットと沢山の電池を置く。一つは「足と口」が付いているロボットA、もう一つは「足と口と手」が付いているロボットBです。Aはランダムに前進し、壁にぶつかると方向転換します。電池は消費し続けますが、運が良ければ比較的早く電池にぶつかります。電池にぶつかる、つまり触覚に反応があると、「目の前にある電池を食べる」という原理原則が働き、電池を収納、つまり食事をします。そうするとAの寿命が延びます。これはBも同じです。フィールドに電池以外の障害物を置くとAは何度も食事に失敗したり、障害物の配置次第では電池の限界が来て停止、つまり死にます。そこでAは壁以外の触覚の反応後、食事に失敗すると電池を止めて仮死状態に入る原理原則を働かせます。恒温動物の人間は生きているだけで体力を消費しますが、ロボットは生命維持を最小限に抑えるので相当に寿命が延びることになります。しかしこれだけでは当然食事が進行しません。ここで、Bが登場します。Bは触覚の反応後、食事に失敗すると、アームで目の前の障害物を掴み、フィールドの幅を超える飛距離で後方に障害物を投げ捨てます。これを続けるといつかAの目の前の障害物(壁を認識出来るのと同様、Aと壁とそれ以外は区別出来るとする)を投げ捨てることになります。そうするとBが任務を遂行すればする程、Aは障害物がフィールドに置かれる前の状況に近づき、Aが死ににくくなります。

これを客観的に見ると、ロボットBがAを助けるという「優しさ」の表出が確認出来ます。それはロボットの原理原則であって決して「心(≒魂)」ではないと思われるかもしれませんが、この原理原則が高度に発達し、足長おじさんロボットBが貧しい子供ロボットAを助けるというシチュエーションにまで至った際、それを客観的に見て私達は「魂」と区別することが出来ません。(客観的に人間に見えるが、実は魂が入っていない人形、極端な話、私以外の人間全てが人間のような振る舞いをする人形だった場合、それを証明する方法は存在しない。これを論理哲学では「哲学的ゾンビ」と呼びます。また、哲学的ゾンビを否定し、上記の単純作業ロボットA・Bから足長おじさんロボットB・貧しい子供ロボットAのレベルまでなだらかに理性のレベル(≒魂)が高まっていく、理性は分割・積分可能であるという考え方をグルジェフの原理と呼びます。しかし今回の場合は話が進まないので除外。)

つまり理論上、原理原則を発達させればロボットは人間に近づくのです。それには身体の五感と見かけの魂が絶対に切り離せない。即ちロボット工学は工学の分野から「心身一元論」に辿り付いたのです。





不気味の谷

25)


不気味の谷現象 - Wikipedia

前著の主題は心身一元論ですが、同時に「不気味の谷現象」についても詳しく述べられています。

これはまず「(^o^)」というような単純なスマイリーマークは非常に可愛らしく、それが発達していくとドラえもん・アンパンマン・ハローキティのような可愛らしさの限界まで辿り着くというものです。この単純さ故の可愛らしさをシンボルラインと呼びましょう。

しかしここからが肝心、表現がある程度まで人間に近づくと、突然、日本人形の如く、キモい・怖いものになってしまうのです。これを「不気味の谷現象」と呼びます。

例えばASIMOはボディライン・表情の面においてまだまだシンボルラインの作品です。しかし、ボディラインはそのままに、表情の面を一気に人間に近づけたHRP(改良前)が登場しました。これが、とにかく怖い・キモいのです。つまり不気味の谷に転がりおちてしまったのです。谷底です。この不評を受け、HRP(改良後)が登場しました。完璧に人間とは言いませんが、一気に私達が少女と認識出来る可愛いらしさ・可愛らしさというに及ばなくとも親しみやすくはなりました。つまり谷底を超えたのです。

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シンボルライン = 可愛い



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不気味の谷 = 怖い



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谷突破 = 親しみやすい





BIGDOG/PETMANがキモい理由

ということでタイトルです。何故BIGDOG/PETMANはキモいのか。もうここまで読んでしまえば説明の必要はありませんね。つまりBIGDOG/PETMANはボディライン・身体能力において不気味の谷に突入してしまったのです。


シンボルライン = 可愛い




不気味の谷 = 怖い・キモい





谷突破! (まだ見ぬ世界)






VOCALOIDの世界における不気味の谷

私はこれと同じものにVOCALOIDの世界が思い浮かびました。

デモが見つからず残念ですが、同人音楽即売会M3の企業ブース VOCALOID 3 LIAが出展されておりました。ここで誰もが驚愕したのが、LIA / 鳥の詩 デモソングです。ほぼ完璧です、完璧に人間です。ここまで完璧な合成音声が出るとは正直予想もしていませんでした。

しかし後ろのシーケンサー実技ブースでは鳥の詩以外の楽曲の実演も行われていました。しかし、これが、怖いのです、キモいのです…鳥の詩はLIAの代表曲です。恐らく、打ち込みに関して企業が余程の気合を入れて制作したのでしょう。まだ、開発段階というこのVOCALOID3 LIAは、LIA作品以外での楽曲では人間度が一段落ちていました。

何故VOCALOID3 LIAのLIA楽曲が惚れぼれする程人間らしく感じるのか、LIA楽曲以外では不気味とすら感じるのか、そして人間性から遠く離れたVOCALOID2 初音ミクがこれ程までヴァーチャルアイドルとして人気を博しているのか。それはつまりこういうことでは無いでしょうか?


【合成音声のおける不気味の谷】




VOCALOID2 初音ミク

シンボルライン = 可愛い



VOCALOID3 LIA、LIA楽曲以外

不気味の谷 = 不気味・怖い



VOCALOID3 LIA、LIA / 鳥の詩

谷突破 = 親しみやすい



ということでVOCALOID3 LIAの完全なる谷突破、PETMANの谷突破を期待せずにいられません。思いつきで長文失礼しました。

自分語り500 - 戦略・戦術・TAS的世界観、そして重力 (前編)

※これまで無分別に「カテゴリー:無し」として登録されていた「自分語り」及び「他人語り」を、「カテゴリー:自分語り」として統合しました。

これにより「自分語り154」+「他人語り345」を合計すると自分語り499まで書かれたことになるので、本日より「他人語り」が無くなり、「自分語り500」からスタート致します。スタートにあたって、前掲5記事分程度の記事を申し訳程度に自分語りに登録しました。これ以上過去の自分語りを追跡するのは私自身量が多すぎて難しく、まぁいいじゃないか、ということで放棄します。





自分語り500 - 戦略・戦術・TAS的世界観、そして重力 (前編)



私達の戦略と戦術

先日とあるとても興味深いゼミに行って参りました。大変に刺激を受ける、行った甲斐があったと思えたゼミでした。

人には、もしくは人が創り上げる人達(共同体)には、戦略と戦術があると聞きます。戦略は第一義とされる目的であり、これは基本的に変更してはいけません。戦術は第二義・第三義であり、戦略を実行するためには変更を厭いません。

人達としての戦略を考えましょう。人達の典型例であり、しかもとりわけ人それ自体の人生を大きく変えうる大きな存在として「会社」が考えられます。(※本投稿では人は私に、人達は私達に途中から切り替わります。)会社における戦略とは何でしょう。それは基本的に「生きる」ことなのかもしれません。とりわけ株式会社であれば、会社は株主のものであり、倒産して株主に不利益を被ることがあってはならないと一般的に考えられており、最終的に「生きる」ことが最優先・第一義であると思われます。


戦略は変わらない、戦術が変わる

会社は生きるという戦略のために、何を作るかという戦術が時として大幅に変更されることがあります。私達に馴染み深い例で言うと「任天堂」は戦略「生きる」ために戦術「花札」を「スーパーファミコン」に変更しました。花札が作りたくて任天堂にいた人には大変残念ですが、任天堂は生きるという戦略のために戦術としてスーパーファミコンを選び大成功を収めました。Appleは戦略「生きる」というもののために、戦術「コンピューター」から大幅に逸脱し「iTunes・iPod・iPhone」へ進出し、それまで全く無関係といえる音楽業界・携帯電話業界に大激震を与えました。Appleのコンピューター分野に関する戦術には戦術それ自体に哲学があり、iTunes・iPod・iPhoneへの進出は驚きはしますが、最終的に納得させられます。しかしやはり忘れてはいけないのがAppleの戦略もやはり「生きる」ということだということでしょう。


就活生の戦略・戦術

人は何故生きるのでしょう。私は学生時代に体を壊し、順当に進んだ大学三年における売り手市場と極めて汚れた学歴で望んだ買い手市場を両方経験しました。途中にリーマン・ショックがあったのですね。ですが、売り手市場と言われた当時も、私達就活生で「どっか受かるっしょ!」という学生はいませんでした。当時から全然受からない学生と内定余りの学生に二極化していましたが、皆とにかく必死だった記憶があります。体調を取り戻し、汚れに汚れた学歴で再度向かった就職活動は、私の場合「これで新卒と言えるのか」というかなり深刻な状況だったので、私は周りの就活生達をほぼ傍観状態で過ごし、少しもまともに就活をしませんでした。売り手市場だった当時と比べて、買い手市場に切り替わった当時の就活生が目に見えて「ヤバイ!」という焦りに包まれていたかと言うとそうでもなく、大体同じぐらい必死に見えました。そしてやはり同じぐらい全然受からない学生と内定余りの学生に二極化していました。

就活は残酷です。「リクナビ」を始めとする無限の選択肢と、学校主導・説明会主導の「自己分析」地獄は、私達にピンポイントの適職があるかのような幻想を抱かせます。大学3年生になって突然、自己を分析し、いきなり「本当に自分がやりたいこと・本当に自分に合っていること」を探すのです。それまで少しも「自分がやりたいことはこれだ!」とか「あ、これ自分に合ってるな!」なんて体験をしたことないし、していれば自己分析なんてするまでもなかったはずの私達に向かって突然就活は「本当の自分」を求めます。


戦術が戦略に見える

ここで必要とされるのはまだ見ぬ就職先となる「会社」である「私達」ではなく、「私」の戦略です。「私」はそれまで普通に中学を出て、高校を出て、大学を出て、なんとなく会社に行って働くのだろうなと思っていました。しかしだからと言って「私」の戦略・第一義が「会社に生きる」ということなのかと言われると、甚だ疑問です。私は工業大学出身だったので、なんとなく理系就職が当たり前という雰囲気でしたが、私が入る会社の戦術が「鉄鋼」なのか、はたまた「車」なのか、「ロボット」なのか、「iPhoneケース」なのか、はたまた「介護」なのかすらわからないのです。そもそも「私」には戦術それ自体が戦略に見え、天地すら逆転したまま誤解して就活を行い。そこでは作っているものが全ての世界に見えました。

私の周りは破壊工学・熱流体工学・電気システム工学の学生達が多く、従ってその多くの学生は会社選びの結果、『「私」の戦略』が『「私達」の戦術』である『「車の開発」になる』ことを希望して就活を行なっていました。私の同級生には『「私達」の戦術』としての「車の開発」を「私達」の都合により「車のその他」に切り替えられ、一気に「私」の戦略そのものを奪われて大変に困っている人。「私」の戦略として「会社でなんとなく生きる」ことを割りと現実的に前提として就職した人が、「会社」そのものが経営の危機、つまり「私達の戦略」の危機になり、大変に困っている人。「私」の戦略として、「小さな会社で小さな私達を作り、私は私達と共に活力を持って生きる。」と相当具体的に絞って就職し、「私達の戦術」が二転三転した結果、現在「iPhoneアプリ」という戦術を選択し、活き活きと生活している人。等々、同じ工学の友人達の間でも様々な人がいました。

私DJ TECHNORCHはどうでしょう。恐らく、同年度工学部生としてはワーストの状態であり、極めて厳しい戦術を強いられていると言って間違いありません。私は音楽家を中心に、現実的には音楽その他の沢山の手段を用いた戦術で「生きて」います。なんだか色々な選択肢が全部削り取られた結果、そうなってしまったのです。今の私が売り手市場当時の私に何かアドバイスをするとして今のような戦術・選択を私は私にアドバイスするでしょうか。とてもそうは思えません。かなり隅の隅の戦術・選択と言えるでしょう。

話は音楽家です。音楽家は大変に悩みます。特に高校卒業・大学卒業を機に大変悩みます。音楽家ではない人だってみんな悩んでいますが、音楽家は特に変な方向に非常に悩みます。



マズローの欲求段階説


欲求が戦略・戦術に充てがわれる

こちらに心理学者のアブラハム・マズローが提唱した「マズローの欲求段階説」というものがあります。引用文献によりますと「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」という仮定の元に成り立つ、段階的欲求分類です。

下に行く程実現しやすく、上に行く程実現しにくいと言われます。まず一番下は生理的欲求、つまり「飲む・打つ・買う」と言った。ズバリ「生きる」欲求です。次に来るのは安全欲求つまり「生きる」ことをより安全・安心に持続するための欲求です。「私達」としての「会社」の戦略はずばり「生きる」ことと、更には「安全に生きる」ことと言えます。最も実現にたる欲求が戦略として提唱されています。正に私達本来の姿と言えるでしょう。

ここに「昇進」とか「結婚」とか「人望」とかいろんなものが入って「所属・恋愛欲求」更に上に上がって「承認欲求」となります。どんどん難易度が上がっていきます。聞くだに難しそうですね。ですがあくまで第一義は「生きる」こと。戦略として生存欲求がズバリ入り、戦術として行う仕事の中に第二義・第三義が入ったり入らなかったりします。


音楽家の戦略「自己実現」

さて、音楽家です。音楽家の戦略・第一義はなんでしょう。音楽家は音楽を「好きで好きで仕方なくて」始めてしまう人が非常に多い集団です。極論してしまいましょう、音楽家の戦略・第一義はマズローの欲求段階説最上段「自己実現」です。これがクセモノだ!なんということでしょう。一番難しい項目が戦略・第一義にしっかりと収まってしまっているのです。

就活に入る前の学生同様、学生時代の音楽家は私もそうであったように欲求の赴くままに、衝動の赴くままに音楽における「自己実現」に全力疾走します。最高の音楽を作れる(自己実現)のか?を全力で突っ走りつつも、なんとな〜く、音楽で食える(生存欲求)のか?音楽業は安定(安全欲求)しているのか?音楽でモテる(恋愛欲求)のか?音楽で認められる(承認欲求)のか?がちらつきます。

後ろに行けば行くほどなんだか気になってしまいますね!実際に素晴らしい音楽を作りたい(自己実現)!よりも音楽で認められたい(承認欲求)!音楽でモテたい(恋愛欲求)!を知らず知らずに戦略・第一義にして突っ走る学生がいます。そして私自身、振り返ればGOTHIC SYSTEM〜BOSS ON PARADEでは自己実現を戦略・第一義に、楽曲「私 〜WATASHI〜」周辺ではその楽曲名の通りズバリ承認欲求に戦略・第一義が切り替わり、戦略と戦術を錯誤し、体調を崩し実に数年に渡る大変なスランプに陥りました。

このように人によって良い曲を作りたい、実は認められたい、それよっかモテたい、なんて気が付かないうちに戦略・第一義はフラフラ切り替わりはしますが、結局のところ全て欲求段階説の最上段数段を行ったり来たりする訳です。高度経済成長期に家庭を持ち会社に終身勤め続ける旧来のサラリーマンが、堅実に・確実に欲求段階説の最下段を一歩一歩踏みしめて「生きて」いくのとは大違いです。そしてこれはまだ社会に出ていない就活生と同様の悩みであり、その意味で音楽家の就活生・音楽家でない就活生が結局のところ欲求段階最上段で悩み悩み続ける訳であります。そして迫り来る「生きる」ための生活。


色々なジャンルの音楽家の欲求

音楽家を含む多くの就活生が「生きる」ことが必須になる学生時代の終了間際に大混乱に陥ります。しかし音楽家は「生きる」以前の世界でも大混乱に陥ることが出来ます。私は知りませんが、これはきっと音楽に限りません。野球・柔道・偏差値・恋人作り、どの世界でもきっと起きていることなのでしょうが、私はよく知りません。とりあえず音楽家の場合の、しかも2011年の音楽家の場合の具体的なお話を考えてみましょう。

私達の世界の大先輩は、インディーズバンドのメジャーデビューする・しないがありました。福満しげゆきが最近連載漫画で大批判していましたが、「彼らは淡々とバンドの練習・ライブをして、顎鬚を生やしたメジャーレーベルのスカウトマンがやってくるのを待って、華々しくメジャーデビューをすることを夢見てるんだ!自分からしゃしゃり出てアピールしまくるのを恥ずかしいと思ってるんだ!(それを僕がマイナー誌に投稿したりエロ漫画雑誌に漫画掲載してるのを馬鹿にしやがって云々…以下略)」なんて世界があったそうです。よく知りません。

また、恋愛欲求・承認欲求が物凄く関わってくるヴィジュアル系バンドの世界では、私が名作として疑わない「雨宮処凛 / バンギャル・ア・ゴー・ゴー」(あの大槻ケンジをして、「ついに言ってしまった」と言わせしめた小説!)では、おっかけバンギャの数、サセコの数、その他色々な人数とかライブハウスの規模とかでわかったりわかんなかったりするヒエラルキーがあったりなかったりするらしいです。よく知りません。


同人音楽・ネットレーベル的欲求

では、よく知っている世界の話をしましょう。私がよく知っている世界は同人音楽、あとネットレーベルを少々ですね。まぁなんて狭い、インターネット社会のこの21世紀、無限の可能性がある中でなんと狭い世界で生きているのでしょう。しかし、この無限の選択肢と有限の選択肢こそが鍵なのかもしれません。


無限の選択肢とただ一つの自己実現

先程、就活生をさして「無限に広がる(エントリー可能な)会社」×「自己分析によって定まるただ一つの本当の自分」=「自分の合った最適の会社での自己実現」と述べました。インターネットは無限の選択肢を、世界に1つだけの花という空気はただ一つの選択肢を求めます。

私は同人音楽を始めてすぐに、東方アレンジ壁サークルというものを目の当たりにしました。2004年その当時でありながら既に「東方は飽和状態」とすら見える程の空気を感じていましたが、オリジナル単体として最高峰の地位を築くSound Horizon、その更に成長していく東方アレンジ壁サークル、そして突如現れた初音ミクとそしてその作家達のメジャーデビューを目にし、驚愕しました。

これらの情報は強烈です。インターネットをやっている限り、もしくは全国のサークルが一気に集まる首都集中型同人即売会に足を運べば否が応でも目についてしまいました。勿論、彼らの比ではない数のピコ手サークル・無名Pを目にしている筈なのですが、自分でも納得できない程特定の世界だけが大きく見えてしまいます。


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本来の世界の形

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住居価値に面積を合わせた世界の形


世界地図をいろんなデータにあわせた形に変えるとこうなる - GIGAZINE

これは例えれば上のような世界観です。私達の日常生活には殆ど欧米露中韓の話しか出て来ません。世界には中東があり、南米があり、アフリカが大きく広がっているのですが、私達の目には世界地図は正に下図のような形に見えてしまうのです。インターネットは世界を特定の視野に狭め、同じ分野・階級の人間を集め、一点に集中させます。広い意味ではこれもサイバーカスケードの一つなのでしょうか。

しかしこの狭い世界ですら、私達の欲求段階最上段周辺のほぼ全てをカバーしてくれます。Sound Horizonはオリジナル志向の人間には眩しすぎ、万・千の枚数を捌ける東方壁サークルは枚数志向の人間には眩しすぎ、メジャーレーベルとの契約を求める人間にはオリコンチャートを駆け上がる初音ミクが眩しすぎ、女性関係のうわさ話の枚挙に糸輪がない歌ってみたの人々はモテたい人々に眩しすぎ、突如現れる自分より一回り下の天才高校生がネットレーベルから放つ魅力的な楽曲は楽曲としての自己実現をはかる人間から見ても眩しすぎるのです。


TAS的世界観が実現する「最高のパフォーマンス」

インターネットの力を借りた「無限の世界から無限の時間・金を使って最高のパフォーマンスを実現出来るように見える世界観」を、私はTAS的世界観と考えます。(※Tool-Assisted Speedrun ツールアシステッドスピードラン)TAS的世界観、それは無限の選択肢に対して無限の時間(またはお金)を当てれば自分にとっての最高のパフォーマンスを実現出来るという幻想の世界観です。

就活生の話に戻りましょう、リクナビに広がるエントリー可能な幾千の企業(無限の選択肢)と、責められる自己分析から得られる本当の自分(ただ一つの最短ルート)、かけ合わせることにより、自分に本当に合った職種の最適な企業(最高のパフォーマンス)が得られるように感じます。

本当は無限の時間はないのです。合同説明会で走れば走るほど数多くの企業の説明が受けられます。しかし受ければ受ける程、各企業への理解は薄まり、履歴書に手動コピペをする時間が増え、自己分析の時間が減り、ついには職種をころころ変えてみたり、最高のパフォーマンスからはかけ離れていきます。

ネットによって広がったTAS的世界観は買い手・聴き手にも無限に広がります。全ての時間を費やせば、初音ミクに関する全世界の全ての情報をかき集めた最高パフォーマンスの初音ミクニュースが出来るかもしれない。全ての時間と全てのお金を投じれば、世に出ている全ての東方アレンジを集められるかもしれない、そして豪華な戦利品.jpgをTwitterにアップ出来るかもしれない。全ての時間を投じれば、全ての初音ミク作品を聴ききり、無名Pの隠れた名作をゲット出来るかもしれない。全ての時間を投じれば世に出ている全てのネットレーベルの作品を聴くことが出来、隠れた名作を聴くことが出来るかもしれない。

私の場合、高校1年でGABBERを知り、インターネットのTAS的世界観を用いて本気で全てのHARDCORE CDを集めきるつもりでCD収集をしました。浪人中は全てのジュリアナテクノをゲットすべく、都内の殆ど全てのBOOK OFFを回りに回って行きました。しかしやればやる程、一曲一曲を聴かなくなっていき、一度しか聴いたことがないCD、ついには聴いたこともないCDが大量に集まり、最後にはお金が・時間がつきました。お金はともかく、時間は無限にあると思っていた。でも、眠くて眠くて仕方がない、起きてる時間を全て費やしても、世界のマス目は埋まらず、TASによる全ルート攻略・最短クリアは実現出来ませんでした。

音楽を作ってもそうです。一体どれだけの人間が突如現れたネットレーベル出身の天才高校生の楽曲にが驚愕し、東方アレンジで超巨大箱を埋めるライヴDVDに愕然とし、オリコン一位を獲得する初音ミクに打ちのめされ、即売会の秩序を崩す程の大人気を誇る歌ってみたに動揺したでしょうか。

全時間を作曲に当てれば、沢山の楽曲をリリースすれば、売れ線のアレンジをすれば、しこたま歌ってみれば、楽曲の値段をタダにすれば、ブログのアクセス数を万にすれば、Twitterのフォロワーを万にすれば、「私」だって同じぐらいの最短ルートでクリアが出来るはずなのに!しかし世界はTASではなかった※。


TAS的な世界は無い

私たちは気付きました。世の中には選ばれた者と、選ばれなかった者がいるということに。「運」「センス」「才能」気が付けばそれは、そんな言葉で片付けられるような違いではありませんでした。悩み悩んだあげく出した結論は、結局のところ、私達はここに留まるしかないのだということでした。それは、それ以外の可能性のない、それでいて何者にでもなれる、それでいて何も諦めていない選択でした。私たちは最早、他の誰かになろうとは思いません。自分以上でも自分以下でもない、何かを求め続ける存在なのです。それを受け入れた貴方だけに、与えましょう、内閣総理大臣賞を!

あれ?違うな!!(; °д°)なんだか、最後は自分の曲の宣伝になってしまいました。というか、あれはそういう曲なのです。無限な選択肢を前に有限な世界(副題はTHE WORLD)を受け入れることが必要です。さてそれでは、私達全員が内閣総理大臣賞を受賞した前提で話を進めましょう。私達は今就活生で、ついに学校を卒業するのです。さて、本当の問題はここからだ!


反転する戦略と戦術

マズローの欲求段階説最上段「自己実現」を戦略として生きていた私達にここで大転換が求められます。当然ながら社会を生きることです。生存欲求は欲求段階の最低段です。しかし、これが今の私達には少しも「実現し易い段階」ではない!しかも音楽家は二重苦を強いられます。なんと、戦略・第一義に「自己実現と生存欲求の同時成立」が求められるのです。

欲求段階最上段と最下段の両立、どちらか一つだけでも大変なのに!こんなの余程の天才かそれこそ「TASでも無ければ」実現不可能です。21歳を迎えるまでに「戦略」と「戦術」が定まらなかった音楽家は大変です。戦略すら固まっていないのに、突然戦略と戦術を両立もしくは反転させる必要が生じるのです。だから音楽家は悩む・落ちる・崩壊する。

そんな中、冒頭に示したゼミのパネリスト達は(年齢・地位・音楽性、そして戦術までもがバラバラでしたが)、全く同じ・かつ確固たる戦略を選択・決意した人々でした。



後編へ続く






※TAS的な世界の中で崩壊する若者は後を絶ちません。一回り上の評論家さんとこのお話になった時「それはいくら何でも弱すぎないか?」と言われました。そこに重ねて断言しました。私達は弱くなっています。これを言い出すと世代別の精神病患者の増減と若者弱者問題に生き当たりそうな気がします。これは私の能力を完全に超えている上に、これは胸を張った弱者宣言であり開き直りです。これについては語れるだけの手札をもっていつしかの読む音楽で書ければ嬉しいです。







DJ TECHNORCH リリース・ライブ・DJインフォ
CD:10/30(日)DJ TECHNORCH Remixed by V.A. / 内閣総辞職 ~WATASHITACHI~ 初回盤予約受付中
Live:10/8(土)ReDZoNe@名古屋STREET DJ TECHNORCHライヴ出演
Live:10/15(土)Nitro-X@新宿ANTIKNOCK DJ TECHNORCH fw.宇宙☆海月ライブ出演
Live:11/13(日)YATSUZAKI HARDCORE #22@札幌Plastic Theater DJ TECHNORCHライヴ出演
DJ:12/16(金) Waaaaan!!@渋谷Module DJ TECHNORCHレギュラーDJ出演

他人語り345 - 幻聴は鳥のさえずり

15suzume2
ペーチュンチュン


去年、一番体調が悪い時、ではなく、割と回復?いやむしろ快調?っていうぐらいにまで戻っていた時期、2週間程幻聴が続いたことがあります。

「ペーチュンチュン」、何だかどんな音を聴いても小鳥のさえずりが聴こえてくるのです。

みのもんたの朝ズバッ!を見ながらペーチュンチュン
ネオファイトの熱いガバキックにペーチュンチュン
一万円お預かりいたしましたぁ!にペーチュンチュン

幻聴とは一般的に「どこからともなく"死ね"と聴こえる」とか「周りの人が全て悪口を言っているように聴こえる」とかそういうものだと聞きましたがまぁなんとここちよい。

朝から晩までペーチュンチュン・ペーチュンチュン、少しも気分を害することなく、2週間で治りました。一体何故よりにもよって小鳥のさえずりだったのっでしょう。未だに謎です。

地を這う魚 ひでおの青春日記 (角川文庫 あ 9-3)地を這う魚 ひでおの青春日記 (角川文庫 あ 9-3)
著者:吾妻 ひでお
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
(2011-05-25)
販売元:Amazon.co.jp
★★


みんな誰もが苦労していたのねー、吾妻ひでおでも自分の絵の下手さに悩んでいたものなのねー、あと擬人化の逆の擬動物化が激しすぎて全体的にとても不条理、面白いか面白くないかと言われるととても微妙。ペーチュンチュン

自分語り154 - 批判性の無いK-POP、批判性しかないDJ OZMA。


KARA


少女時代


4Minute


音楽学校の仲間内のうち、以前私が123123-2でリミックスした少女時代/GEEから、私含めなんとなく数人がK-POPへハマりだしてしまいました。

仲間内でうちへ遊びに来て古今東西あらゆるYoutubeの鑑賞会になっていると話は勿論K-POPへ、私は今までK-POPというと「UKダンスミュージックとアジア歌謡の強引なつなげ方が凄い!」という所ばかり気に入っていたのだけれど、数人で集まるとまた味方が変わりますね。

K-POPアーティストのJ-POPアーティストの決定的な違いとは何だろう、というお話になって、皆で「日本人だったら今恥ずかしくてこんなカッコつけは出来ない」という話になりました。なるほどその通り、彼女達「少女」時代は少女とは名乗っているけれど、日本のアイドルのように私達に「頑張っている姿」は決して見せません。魅せるのは養成所で幾年と積み重ねてきた「完成された女性」のかっこ良い姿だけ。日本アイドルは男女問わず「青春」や「成長」といった発達途中の可能性に魅力を感じさせるのに対して、韓国アイドルが魅せるのは「完成されたかっこ良さ」ではないかと思いました。

というか、KARA, 少女時代, 4 MINUTEどれを見ても、「一人の女性だとして扱ったらこんな振付けさせられない」ようなド直球批判性ゼロのパフォーマンスを魅せています。彼女達はマネキンか何かで、完成された振り付けを完成されたマネキンが踊っているような印象を私達に与えます。だから、私達日本人には彼女達の顔の見分けは殆どつかず、確実な美人なのに確実なアルカイックスマイルです。このような印象は男女問わずです。



東方神起 , BEAST


こんな動き、今日本人のアイドルには恥ずかしくてやらせられない。。。楽曲も同様で、日本人のアイドルにR&Bを与えたとして、なんというかもっと斜に構えたというか、カッコつけではない「オシャレ」な曲を与えるような気がします。それに対してK-POPは、斜に構えない、批判性ゼロ、そこまでやるかというようなくどいぐらいのカッコつけ、それがUKダンスミュージックとクドイぐらいの韓国歌謡の結び付けになっているのかなとも思いました。

それに対して対照的な日本人の楽曲がこちら



恥ずかしいことしてまっせ!「イラつくほどのチャラさ」を標榜するDJ OZMAのこの楽曲は、「恥ずかしいことしてますよ」という批判性だけで出来ています。

批判性がないということは「真面目」に「ストレート」な曲が放てるということですが、同時にそれは「時代遅れ」でともすれば「ダサい」ということに繋がります。批判性があるということは「一歩距離を置いた不真面目さ」で「変化球」な曲が放てるということですが、それは同時に「斜に構え」た「怯えた」楽曲作りに繋がります。

どっちが良いということではさっぱりないのですが、何だか昨日K-POPとDJ OZMAの対称性が輝いてしょうがなかったのでちょっと書いてみました。ちなみにここに載せた曲は全部ずば抜けてカッコイイと思います。DJ OZMA絶対切れ者!

改訂 ハードコアテクノ入門 / GABBER , HAPPY HARDCORE , ナードコアテクノ , J-CORE

gabber


SHARPNELSOUND DJ JEAさんと一夜みっちり時間をとってハードコアテクノ入門・ガバ編の再構築を行いました。

あまりにも広い範囲に話が及んでしまったのでどこまで出来るかわかりませんが、当時なかったyoutube・amazonマーケットプレイスの力を借りてより具体的なハードコアテクノ入門を創っていきたいと思います。

ブログに分散して投げていきます。いつ完成するかも分かりませんが。これは違うんじゃないの?というところがありましたらTwitter等で遠慮なく仰ってください。さてどうなるやら。





音ゲー・J-COREから始める

HARDCORE TECHNO入門

ディスクガイド116枚



音ゲー・J-COREから始める入門・ディスクガイド・(前半)
音ゲー・J-COREから始める入門・ディスクガイド・(後半)

03)








現存する日本語アーカイヴ




[mixi] 「日本のガバ年表」作成委員会 | 日本のガバ年表(Ver.08/03/23)
POWERDED BY DJ C-TYPE (殺人ヨットスクール)

フリーペーパーアーカイヴ DIGITAL BISCUIT diversion


qjクイック・ジャパン (Vol.23)
太田出版(1999-02)

特集:ナードコア・テクノの夜明け
SPEED KING・LEOPALDON・DJ 急行・高速音楽隊シャープネル・KARATECHNO・殺人ヨットスクール・DATゾイド・XROGER LABEL・システム100-M ビギナーズ・クリニックレコード・全日本レコード


98COVERLOUD 98
サンクチュアリ出版

特集:DJ CHUCKY - DAMNBEATS OF GABBA!!!!!!


読む音楽 完全版読む音楽 完全版
999 Recordings : DJ TECHNORCH & V.A.

自分語り93 J-CORE文化大革命





ハードコアテクノ入門 GABBER編


[1] Mescalinum United / We Have Arrived
The Art of Noise / Beat Box 1983
808 State / Flow Coma. 1988
[PCP001]Mescalinum United / Into Mekong Center 1989
Greater Than One / Black Magic (G-Force) 1989
LFO / LFO 1990
Tricky Disco aka GTO / Tricky Disco 1990
GTO / PURE (Energy) 1990
[IS1]Mescalinum United / We Have Arrived 1991
Mescalinum United / We Have Arrived (Aphex Twin Remix) 1992
De Euromasters / Amsterdam Waar Lech Dat Dan? 1992

[2] Holy Noise / Get Down Everybody , JB is Still Alive, The Nightmare
Modular Expansion / The Cubes 1990
Spectrum / Brazil 1990
Joey Beltram / Energy Flash 1990
Ceejay (Bolland) / Get Busy Time 1991
CUBIC 22 / Night In Motion 1991
Second Phase / Mentasm 1991
Human Resource / Dominator 1991
Outlander / Vamp 1991
T-99 / ANASTHASIA 1991
Holy Noise / Get Down Everybody 1991
L.A.Style / James Brown Is Dead 1991
Holy Noise / James Brown is Still Alive 1991
Holy Noise / James Brown is Still Alive (Rap Remix) 1991
Holy Noise / Nightmare (Techno Mix) 1991

[3] De Euromasters / Amsterdam Waar Lech Dat Dan?
[ROT001]De Euromasters / Amsterdam Waar Lech Dat Dan? 1992
[ROT002]The Sound of Rotterdam / The Final Experiment 1992
[ROT003]DJ ROB / Boy's Interface 1992

[4] Rotterdam Termination Source / POING
[ROT004]Rotterdam Termination Source / Poing 1992
Alpha Team / Speed 1992
[ROT006]Rotterdam Terimination Source / Poing (Holy Noise's Jump A Little Higher Remix) 1992
[ROT006]Rotterdam Termination Source / Poing (Stuiterhouse) 1992
[ROT006]Rotterdam Termination Source / Poing (Tune Request) 1992
[ROT006]Rotterdam Termination Source / Poing (Easy Synth) 1992
F.O.X. / Boing 1992
Kraftwerk / Boing Boom Tschak 1986
Rotterdam Termination Source / Poing 2007
Rotterdam Termination Source / Ultimate Poing Collection

[5] De Euromasters / Alles Naar De Klote
[ROT005]Stomach Basher / Raped 1992
[ROT007]Pelgrim / Get Bouncy 1992
[ROT008]Sperminator / No Woman Allowed 1992
[ROT009]De Euromasters / Alles Naar De Klote 1992
[ROT009]De Euromasters / Alles Naar De Klote (250 BPM REMIX) 1992
[ROT161]De Euromasters / Alles Naar De Kl-te (Remix) 1997
[ROT100]De Euromasters / Alles Naar De Kl-te (Neophyte & Evil Activities Remix) 2007

[6] King Dale / Utter
[ROT10]General Noise / Rotterdam Subway 1992
[ROT11]2 Low 4 Zero / Fast 1992
[ROT12]King Dale / Utter 1992
[ROT13]German Division / Blow Job 1992
[ROT14]Morlock / Der Energy 1992
[ROT15]Holy Noise / The Nightmare (Power Mix) 1992

[7] Church of Extacy , Lenny Dee, Omar Santana
Church of Extacy / Church of Extacy 1992
Church of Extacy / Devil Beats 1992
Lenny D* & Tommy Musto / Everything Bamboo 1987
Frankie Bones & Lenny Dee / Just As Long As I Got You 1989
Spectrum / Brazil (Lenny Dee & Eric Kupper Remix) 1991
Lenny Dee & Nico / Gonna Take You Higher 1991
Lenny Dee / Baby 1992
Lenny Dee vs. DJ Edge / Silence Of Eternity 1993
[MOK14]Lenny Dee & Ralphie Dee / Brain Confusion 1993
Omar Santana / Do What You Want 1989
Omar Santana / Come On And Jam 1991
[H2O1]Omar Santana / Slave Invaders 1993
[H2O2]Omar Santana / Mind Bender 1993
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